Amazonでの評判も良いし、書店で立ち読みしていくつか有用な情報を見つけたので、iPhoneプログラミング UIKit詳解リファレンスを購入。数日でざっと読んでみた。(一部除いて写経なしで読んだ)
タイトル通り、UIKit の使い方をひたすら450ページ説明した本。ソースコードも平易でわかりやすい。Objective-CやXcodeの使い方など、基本データクラスなどは説明されないので、別途情報を入手する必要がある。
ありがたいことに著者もPDFを公開してくれている。
iPhoneプログラミング Objective-C 2.0 コーディング解説編
iPhoneプログラミング データ管理クラス解説編 【目次】
この本は、「なになにをしたいのだがどうやるのか?」的な視点で読んでもいいし、ざっと全体を知りたいという視点で読んでもいい。450ページの本だが、文字と大きさと文字間のためか、読みやすい。
基本的にInterface Builderを使っておらずコードで実現しているので、IBの使い方で紙面をたくさん使ってしまうこともない。しかも、最初にしっかりIBありなしの違いを説明してくれているので頭がスッキリする。
また、実際使ってみたくなる実用的な技が多く紹介されている。
ソースコードや、正誤表などは下記にある。
より更新が早いと思われる著者のブログは下記にある。
UIKit本への追加コンテンツと補足情報をこちらに追加していきます – iPhoneアプリ開発まっしぐら★ – iPhoneアプリ開発グループ
今UIKitでできること、できないことがわかっていると無駄に時間を費やすことがない。
これでまたiPhoneアプリ開発の敷居が一個下がったという感じだ。
著者は京セラコミュニケーションシステムの社員らしいが、会社に所属しながら普通に本を出せる会社なのだろうか。いい会社だ。
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京セラコミュニケーションシステム株式会社
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