塔の上のラプンツェルと3D

この前、新宿ピカデリーで塔の上のラプンツェルをみてきた。
小学一年生のの娘がPCのブラウザゲームにはまっていて、ディズニーのサイトでずっと前から塔の上のラプンツェルの予告編を見て、行きたいと言っていたものだ。
子供と見に行くので吹き替えにしたが、主役のラプンツェルの声優は中川翔子ということで正直期待はしていなかったのがこれがいい予想外の好演で、とても良かった。
ディズニー映画は実はほぼ初めてみたのだが、ディズニー50作目記念映画と言うことで、最初から最後まで楽しめた。まさに映画を堪能したという感じで、ディズニー映画を甘く見ていた。おみそれしましたという感じだった。

それはいいのだが、問題は新宿エリアだと3D方式でしか映画が見られなかったこと。
『アバター』3D全方式完全制覇レビュー:It’s a …:So-net blogなどで、3D映画を見るならIMAXしかない、と思っていた(実際トイストーリー3は川崎まで行ってみた)のだが、今回は川崎まで行く余裕はないので、新宿で普通に2Dでみたかったのだが、どこも3Dでしかやっていないのだ。
そして、新宿ピカデリーは一番3Dメガネが重いというXpanD方式を採用している。
はじめてXpanDを利用したが、最初にかけたときに、「これで2時間みないといけないのか…」と気分が重くなった。子供はさらにつらい。
実際、かけているとずり落ちてくるし、シャッター方式なので画面は暗くなるしで、子供映画でXpanDを採用するのは考え直した方がよいだろうと思う。
ただ、それでも映画としては3D効果をうまく使っていて、あきらかに臨場感は上がっていた。最初から3D化を考慮に入れて作ったのだろうか。
なので、3D化を完全に否定するわけではないのだが、2D の上映館も選べるようにして欲しいのと、子供映画ではXpanDは使わないようにして欲しい。

しばらくたってから振り返ってみたら、3D黎明期にはいろいろ混乱があったね、という話になりそうな現状だと思う。
ラプンツェルはすばらしいのだが、周りに話をしてもほとんど知られていないのでもったいないと思ったのと、3D上映に関して一言言いたかったので書いてみた。

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追記

ちなみに、塔の上のラプンツェルは海外では Tangled らしい。
すでにBDやDVDが発売されているようだ。
そして、iTunes Store で販売もされている。$19.99 でHD版が購入できるようだ。日本とUSで公開日に随分差があるのですな。

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