iPhone SDK 3.0 の問題
今日からectoで更新をしてみる。
3/16(月)にUSでiPhone SDK 3.0 が発表され、Developer Programに入っている人はSDKとFirmwareをダウンロードして試せるようになっているようだが、いくつか問題もあるようだ。
特に、日本語環境ではMacOSのシステム環境設定で言語設定を English にしないとコード署名が認識されず、iPhoneにアプリケーションがインストールできないようだ。(toyship.org さんを参考にした)
ありそうな話ではあるが、実際にこれにはまった人は相当苦労したものと思われる。中にはSDKを2.xに戻して対応した人もいる模様。
まだベータ版なので仕方ないとは思うが、これから試す人ははまらないように気をつけよう。
SDK 3.0 は1000以上のAPIが追加されて、いままでできなかった様々なことが可能になっているらしい。ということで、iPhoneデベロッパーズクックブックなどの、SDK 2.0向けの本は今後は価値が目減りしそうだ。SDK側が凄い勢いで変化しているので本を書く方も大変だ。
SDK 3.0は発表されたが、SDK 2.0向けの本が続々と発売されるようだ。
木下さんの本はMycomの記事をまとめたものらしい。書籍になると言うことでいろいろ読みやすくなっているだろうから読んでみたい。
赤松さんの本は中身を見ていないので想像しかできないのだが著作の数々を見ていると買っても良さそうだ。しかし今はAmazonでは買えない模様。探してみたらbk1で買えるようだったのでアカウントを作って注文してみた。送料は無料、24時間以内に発送。いつ届くか。
後の2冊は買うまでも無さそうな本にみえる。赤い本は本屋でちょっと見たが欲しいとは思えなかった。
ということでiPhone SDK本はどんどん増えており、開発者の広がりを感じさせられる。すごい状況だ。
“iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩” (赤松 正行)
関連記事
-
-
Beginning iPhone 3 Developmentの続編が出るらしい
iPhone開発の入門書としていま一番良いと個人的に思っている、Apressの Beginning
-
-
iPhone&Androidアプリ内課金プログラミング完全ガイド
こんなマニアックな本が11月に出ていたらしい。 立ち読みしてよさそうだったら買ってこよう。 売れ
-
-
[感想] 教育×破壊的イノベーション クレイトン・クリステンセン
教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革するクレイトン・クリステンセン マイケル・ホーン
-
-
Cocos2dで作る iPhone&iPadゲームプログラミング
ついに良さそうなcocos2d本が出るらしい。6/24(金)発売予定。488ページ、3980円。 し
-
-
Mac Fan 2020年 6月号
長女のiPhone 6 の画面がバキバキに割れているので、iPhone SE を購入した。
-
-
Begininng iPhone 3 Development 入手
はじめてのiPhoneプログラミングの原書 Beginning iPhone Development
-
-
Head First デザインパターン 正誤表
何カ所か意味が通らないところがあって、オライリーのページで原書のPreviewをあたってみたらそちら
-
-
Programming in Lua プログラミング言語Lua公式解説書
Lua は参考文献が少ないので、まじめに書こうと思うとこの本に行き着くことになる。 開発者による公式
-
-
モンスターハンターポータブル3rd ルーキーズ・ガイド (エンターブレインムック)
やたらと売れているらしいのできっと面白いのだろうと思って購入したMHP3だが、すっかりはまっている。
- PREV
- MacPeople 2009年4月号
- NEXT
- ectoでMovableType 4