MacBook Pro Late 2011 に 1TB HDDを換装
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今使っているMacBook Pro Late 2011は 2012/03/24 に購入したが、しばらく前から残り容量が少なくなり、また挙動も少し怪しくなっていた。 と思っていたらあっという間に調子が悪化したので急ぎHDDを換装することにした。
自分の場合大体毎回3年を過ぎるとHDDが壊れるか調子が悪くなり、交換しているようだ。
今使っているHDDはMacBook Pro Late 2011に付属していた 2.5インチ Seagate Momentus 5400.6(500GB 5400rpm) で、もう写真とビデオと開発環境でほぼ一杯になっている。
予算の1万円以内で調べたところ、HDDであれば1TBが余裕で購入できる。SSDは値段が高すぎて手が出なかった。
価格.com – ハードディスク・HDD(2.5インチ) | 通販・価格比較・製品情報
1万円出すとSSDとHDDを組み合わせたHybrid HDDもターゲットに入ってくるのだが、速度よりも安定性を重視したかったので見送りとした。(寿命や処理の複雑度の点で不安が。実際はもう枯れた技術なのかも知れないけれども)
Hybridは見送るが、回転数は7200rpm、キャッシュはなるべく多いものが良いということで、価格.com – HGST 0S03565 [1TB 9.5mm] 価格比較 を選択した。 これは 価格.com – HGST HTS721010A9E630 [1TB 9.5mm] 価格比較 と同じものらしいが、ヨドバシカメラで売っていたのは箱入りの 0S03565 だけだったのでそちらにした。税込み9310円だった。
HDDがいつ壊れるかわからなかったので、少し高かったが時間を優先した。高い分一応保障期間も長い。
調子が悪くなったHDDはもともと購入時はMacOS Lionが入っていたので、Lion, Mountain Lion, Marvericks, Yosemite とアップデートしてきたが、Yosemiteにしたところで劇遅になっていたので今回はクリーンインストールに挑戦してみることにした。
換装の流れ
- 500GB HDDの内容を Time Machineで外付けUSB HDD (1TB)にバックアップ
- HDDを換装
- Yosemite インストールメディアでブートして、Yosemiteをクリーンインストール
- 移行アシスタントで復元
はまりポイント
古いHDDのバックアップに非常に時間がかかった。
もうHDDの寿命のためか、当初バックアップ速度があまりにも遅く数日かかってしまいそうだったで、写真(126GB)と音楽(64GB)はTime Machineのバックアップ対象から外してバックアップを行った。 それでも300GB近くあったため優に12時間以上はかかってしまったが。MacBook Pro Late 2011はUSB2.0までしかサポートしていなかったのも大きかったと思われる。
HDD換装作業自体は一度メモリを8GBに増設する際にも開けたことがあるので実に簡単だった。丁寧なサイトも多いので困ることは無さそうだ。
古〜いMacBook Pro(late 2011)のHDDをSSDに換装カスタマイズ!【PART2】 | MOOOII
次にはまったのが、OSXユーティリティ。HDDが空っぽでもOSXユーティリティは使えるようだったので、HDDを交換してからコマンド+Rを押して起動したところ、なんとLionのOSXユーティリティが起動してしまった。
MacBook Pro Late 2011はLionで出荷されていたのでそうなるらしい。 仕方がないので、Option押しながら起動で外付けHDDに入れた古いHDDを使って起動して、OS X Yosemiteの起動USBメモリを作ってクリーンインストールする方法 を参考にして Yosemiteをダウンロードして、コマンドラインから
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/xxxxxx --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app --nointeraction
でUSBメモリをインストールメディアとした。(xxxxxx はUSBメモリのパスを入れること)
このために買ってきた東芝USBメモリ16GBだが、幅広のため隣のUSBデバイスと干渉し、同時に複数のUSBデバイスを接続することができなかった。 今回は特に問題なかったが、USBメモリを買う際には注意が必要だと感じた。
USBメモリにインストールした後は、電源投入時のOption+起動でUSBメモリでブートしてHDDにインストールする。 Yosemiteのインストール自体は1-2時間で完了した。
その後の移行アシスタントと、写真と音楽の復帰にも時間がかかっていたけれども実際は表示時間よりも早く完了していたようだ。
今回、移行アシスタントではなく、MacBookのHDDをSSDに換えた!OS X Yosemiteもドンと来い! – i-kenのブログ を参考に、Option+起動のOSXディスクユーティリティも使ってみたのだが、エラーが出てうまくいかなかった。
ということで今は1TB HDDのMacBook Proで快適の生活を送っている。熱や騒音の問題は全くなさそうだ。
それと、次回バックアップするときはより大きなメディアが必要になりそうだ。みんなHDD壊れにはどれくらいの頻度で遭遇しているのだろうか。
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