[iPhone開発本] オライリー iPhoneアプリケーション開発ガイド 感想その1

面白そうだったので発売日に買ってみた。1995円と安いのもすばらしい。
しかしタイトルは一ひねりした方が良かったのでは。以前からでている、iPhone SDK アプリケーション開発ガイドと間違えられそう。間違い探しのようだ。
自分が出すなら、「HTML+JavaScriptでiPhoneアプリ開発」とか、「Objective-C なしのiPhoneアプリ開発」だろうか。
(実際、原題は Building iPhone Apps with HTML, CSS, and JavaScript のようだ)

Objective-Cを使ったiPhoneアプリ開発は敷居が高すぎる、Appleの審査が入るので作っても公開されるか分からない、審査に時間がかかる、バグ修正してもすぐに公開されない、など、Xcode+Objective-Cを使ったiPhoneアプリ開発の問題点を指摘して、もっと簡単にiPhoneアプリを作ろうよ、という本。
PhoneGapを利用して、WebアプリをiPhoneアプリの形式にすることも可能、という主張。
PhoneGap を使ったアプリはまだAppleとおるのだろうか? という疑問もあるが、著者の主張はうなづけることが多い。読み進めるのが楽しみだ。
(→ これによるといまのところだいじょうぶみたい PhoneGap で開発した iPhone アプリ AppTweets をリリースしました)

Objective-C なしでiPhoneアプリを開発する本

iPhoneアプリケーション開発ガイド ―HTML+CSS+JavaScript による開発手法
iPhoneアプリケーション開発ガイド ―HTML+CSS+JavaScript による開発手法 Jonathan Stark 増井 俊之(監訳)

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こちらはObjective-Cが必要な本

iPhone SDK アプリケーション開発ガイド
iPhone SDK アプリケーション開発ガイド Jonathan Zdziarski 近藤 誠 (監訳)

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