Xcode 設定しておくと便利なカスタマイズいろいろ
以前から Xcode はもう一歩使いにくいと思っていたが、iPhone アプリで稼げるのか でカスタマイズ方法が紹介されていた。
デバッグコンソールなどを1つのウィンドウに統合する (Xcode→環境設定→全般→レイアウト→オールインワン)
アプリ実行時にデバッガを自動的に表示する (Xcode→環境設定→デバッグ→開始時→コンソールとデバッガを表示)
はまさにやりたかったことだ。カスタマイズできたとは…
また、「よく使うメソッドをマクロとして登録する」も非常に便利で、活用させてもらっている。
実際のファイルは
/Developer/Applications/Xcode.app/Contents/PlugIns/TextMacros.xctxtmacro/Contents/Resources/ObjectiveC.xctxtmacro
にある。
これを、~/Library/Application Support/Developer/Shared/Xcode/Specifications にコピーして編集する。
// token customize { Identifier = objc.tokenpropertynr; BasedOn = objc; IsMenuItem = YES; Name = "tokenPropertyNR"; TextString = "@property (nonatomic, retain) "; CompletionPrefix = pnr; OnlyAtBOL = YES; },
実際に使うときにはCtrl-. で呼び出して使用する。マクロの追加は面倒だが、その価値がある。
追伸 2009/11/23
Xcode 3.2 でどうやらバグが入ったらしく、マクロ定義中に OnlyAtBOL = YES; を入れないとマクロが発動されない。
あたりで同じ記述を見つけることができた。注意しよう。
それと、この ObjectiveC.xctxtmacro は手動バックアップ対象に含めるようにしよう。Snow Leopardに移行する際に、アプリをリストア対象に含めなかったので追加したマクロ達が失われてしまった。
自分の追加したマクロだけ別ファイルから include できたりすると便利なんだけれども。
関連記事
-
-
Bundle versions string, short と Bundle version の使い分け
Xcode 4 上の、Bundle versions string, short (CFBund
-
-
iPhone開発本 iPhone Cool Projects
iPhone Games Projectsに続いて、iPhone Cool Projects も買っ
-
-
iPhone 5 用のケースと保護シートとジャケットを買ってみた
発売日翌日に16GB iPhone 5を入手できたので早速ケースと保護シートとジャケットを買ってみた
-
-
App Bundle は公開後は追加・削除できない
App Storeには App Bundleという仕組みがあり、複数のアプリをまとめてお得な値段で
-
-
GTD用にOmniFocusを購入
半年くらいMacBookとiPhoneでOmniFocusを使っている。 なかなか良いので、紹介して
-
-
[iOS SDK] LandscapeとPortraitで xib ファイルを切り替える方法
自分はたいていコードで位置指定するのでこれまで遭遇していなかったけれども Landscape と P
-
-
Amazon Book Marker 取り下げ
昨日2010/01/16(土)の朝に米Amazonより、ライセンス規約に違反していると警告がきたため
-
-
iPhone OS 4.0 のマルチタスク対応
iPhone OS 4.0 でマルチタスク対応される、ということでWindowsやMacOS Xの
-
-
Apple Developer Program 更新 2020
毎年行うが1年ごとなのでいつも前年の作業を忘れてしまう。 振り返ってみたところ2009年から