MacOS Yosemite に Pebble SDK 3.0 をインストールする
Pebble Timeが届いたので、早速 Pebble SDK 3.0 をMacBook Proにインストールしようとしたところ意外なところではまったのでメモしておく。
What’s New in SDK 3.0 // Pebble Developers
SDK Download // Pebble Developers
によると、MacOS には Homebrew を使って
brew install pebble/pebble-sdk/pebble-sdk
だけでいけるはずなのだが、これだと pebble build でエラーが出てしまう。
InsecurePlatformWarning after fresh Brew install on Yosemite – Pebble Forums
によると、Pebble SDKはPython 2.7.9 を要求しているが、Yosemiteに入っているのは 2.7.6 らしい。
たしかに、python –version で検索したところ 2.7.6 だった。brew install python でpython を更新したところ、先に進めた。
次にはまったのが、SDK 3.0 からの project の変更。こちらは、[Solved] Migrating to SDK 3.0 errors – Pebble Forums を参照して pebble convert-project で解決することができた。
最後に、アプリのコード上で引っかかったのが、
error: implicit declaration of function 'window_set_fullscreen' [-Werror=implicit-function-declaration]
Basalt platform (Pebble Time) からは Full Screenがデフォルトになったためらしい。
3.0 Migration Guide // Pebble Developers
とりあえずコメントアウトで先に進めた。
あとは #ifdef PBL_COLOR で Pebble Time 向けコードを追加すれば良い。
カラーピッカーを見ていろんな色を試してみるだけで楽しい。
Color Picker Tool // Pebble Developers
背景赤に白テキストでも結構読めることが判明。
Pebble Timeはメモリ液晶のため直射日光下でもかなりよく見える。とてもいい。
こんな楽しい Watchface もあり。
関連記事
-
Photoshop逆引きクイックリファレンス CS5/CS4/CS3/CS2/CS 対応 MacOS版
Photoshop初心者の自分は、Photoshopを使っていて分からないことが非常に多い。 しかし
-
iPhone SDK開発のネタ帳 Observerパターン
Head First デザインパターンでも2番目に紹介されているObserverパターン。使用頻度も
-
Core Graphics と Quartz
Core Graphics と Quartz の関係がよく分からなかったので調べていたところ、ほぼ同
-
林信行氏 iPhoneの衝撃 セミナー 2009/10/07@代々木 に参加してきた
いまさらながら、2009/10/07(水)に行われた、林信行氏 iPhoneの衝撃 セミナーのレポ
-
LogLocations iOS7 不具合調査 (startMonitoringSignificantLocationChanges 挙動変更)
LogLocations のユーザの方から、iOS7 になってからLogLocationsでログが保
-
Apple Developer Program 更新 2020
毎年行うが1年ごとなのでいつも前年の作業を忘れてしまう。 振り返ってみたところ2009年から
-
iPhoneとBluetooth連携できる体重計 タニタ RD-900
iPhone と連携できる体重計には以前から興味があって、Withings の WS-30 を狙って
-
スティーブ・ジョブズの王国 ― アップルはいかにして世界を変えたか?
Amazonからおすすめされてたまたま発見した本。2010年11月12日発売らしい。 原書はRetu
-
Xcode + Assembla で Subversion でソース管理
ソースコードはUSB HDDにバックアップしているが、震災が来たらHDDを持って逃げられるとは思え
-
NSURLConnnection オブジェクトをいつ解放するか 2011/08/06
NSURLConnection の -[NSURLConnection initWithReque