OMNI OUTLINER and GRAFFLE活用ガイド 折中良樹
Macで図を描きたくてドロー系ソフトを探し、OmniGraffle体験版を使い、図を描いたら期限が切れてしまいそのままOmniGraffle Standard版を購入した。
しかし、買ったはいいが基本機能もよく分かっておらず、イライラすることが多かったので、使い方を説明しているページを探してみたが見つからず。
せっかく買ったので使えるようになろう、と思い書籍を検索したらこの1冊しか見つからなかったので、選択肢なくAmazonで注文。即日届いた。
(余談だが、自分が購入したあとにAmazonのページを見てみたところ、入荷まで1-2ヶ月に変化していた。自分が逆の立場だった買うことをあきらめていたことだろう。買えて良かった)
この本はOmni Outliner(アウトラインプロセッサ)とOmniGraffle(ドローソフト)の両方を説明した本。分量としてはOmniOutlinerの方が多そうだ。しかしOmniGraffleの方もしっかり解説されている。
2003年10月の本なので正直内容は古く、解説に使われているOmniGraffleのバージョンは1.xと2.0だ。OmniGraffleは2.x、3.x、4.xとどんどんUIが変わっているらしく、自分の使っている 5.0ともまた違うのだが、この本では1.xと2.0を比較してくれており、2.0と5.0は多少近いのでそれでかなり助かっている。
実は Xcode のプロジェクトファイルや、Interface BuilderのNIBファイルを読み込むこともできるらしい。どうもXIBファイルだとだめなようだったが、Xcodeのプロジェクトファイルは確かに読むことができて、クラス構造(?)を見ることができた。そんなマニアな機能がOmniGraffleにはある。
OmniGraffleの長所は、手間暇かけずそれなりにセンスの良い図が書けることと、ステンシルをあとから追加できることだと思う。
http://macwiki.sourceforge.jp/wiki/index.php/OmniGraffle
http://blog.cgfm.jp/garyu/archives/696
http://journal.mycom.co.jp/column/macfansoft/030/index.html
iPhoneアプリ用ステンシルなんかはかなり便利そう。
とりあえず1時間くらいで読み終わり、OmniGraffleの思想も何となく伝わってきた。結構使い方にクセのあるアプリケーションだと思うが、みんなどうやって使いこなしているのだろうか? と思ったりした。
OMNI OUTLINER and GRAFFLE活用ガイド―Macでアイデアを形にする | |
![]() |
カットシステム 2003-09 売り上げランキング : 82256 おすすめ平均 |
関連記事
-
-
[iPhone SDK] アプリケーションのローカライズ
iPhoneアプリを作っていて、一通り作り終わったら最後にやる作業の一つとして、ローカライズがある。
-
-
iPhone SDKプログラミング大全
大全というのは大げさで入門という感じの本だけれども一通りどんなことができるのかを知るという点では使え
-
-
MacBook Pro Late 2011 13 inch が熱くなりすぎるので掃除してみた
最近MacBook Pro Late 2011が熱くなりすぎて、さすがに心配になってきたので一度ファ
-
-
jQuery入門道場とコーディングが5倍早くなるjQueryセレクター超活用
まともに使ったことがなかった jQuery を学習しようと思い、Kindle本を探したところ jQu
-
-
新着メールチェック用に mail unread menu 導入
新着メールがあるかを見るために、今まではアプリ切替をしていたのだがそれは面倒なのでメニューバーに新着
-
-
[iOS SDK本] Beginning iOS 5 Games Development
久しぶりにApress本を購入。 Beginning iOS 5 Games Developmen
-
-
[iOS本] Objective-CによるAutoLayout 解説本 (iOS7/iOS8)
UIKit徹底解説 iOSユーザーインターフェイスの開発 posted with カエ
-
-
MacFan 2019年11月号購入
毎年この時期は必ず Mac雑誌を買っている。発売されたばかりのiPhone情報が特集されるためだ。
-
-
Appleシリコン搭載Mac発表?
いつからか、下記の文言が App Store Connect で表示されるようになった。
-
-
MacPeople 2009年4月号
MacPeopleは毎月何らかの発見があるのでここ数年買い続けている。津田大介氏や塩澤一洋氏の連載も
- PREV
- アップルiPodイベント 2009.9.9
- NEXT
- やはり新touchは待ちか...