自分はXMLでGUI部品を配置するのがあまり好きではないので、自作アプリ おんぷちゃん for Android では、コードで全て配置している。
Androidプログラミングではあまり推奨されない方法だと思うのだが、XMLでのGUI部品配置は思った通りに配置されないことが多いので、コードで画面サイズを取得して、画面に対する割合などで部品を配置している。(単にうまいやり方を知らないだけという話もあるかもしれない)
で、そういうことをやっていると、Android OS の Notification Bar や、アプリのTitle Barのサイズも考慮する必要が出てくる。
しかし、意外にNotification BarやTitle Barのサイズを取得するのはむずかしい。以前調べたときには日本語でそういう情報を見つけられなかった。
で、困ったときのStack Overflow 頼りで調べると、こんな投稿がある。
Size of android notification bar and title bar? – Stack Overflow
DisplayMetrics metrics = new DisplayMetrics();
getWindowManager().getDefaultDisplay().getMetrics(metrics);
int myHeight = 0;
switch (metrics.densityDpi) {
case DisplayMetrics.DENSITY_HIGH:
Log.i("display", "high");
myHeight = display.getHeight() - 48;
break;
case DisplayMetrics.DENSITY_MEDIUM:
Log.i("display", "medium/default");
myHeight = display.getHeight() - 32;
break;
case DisplayMetrics.DENSITY_LOW:
Log.i("display", "low");
myHeight = display.getHeight() - 24;
break;
default:
Log.i("display", "Unknown density");
で、このコードを流用して画面上の部品配置をしていたのだが、今日自作アプリの「au IS03で正しく表示されない」という問題を調査していて、実は今は DisplayMetrics.DENSITY_XHIGH なるものがSDKに追加されていることに気づいた。
API Level 9 (Android 2.3) で追加されたらしい。
IS03は解像度が 960×640ドットもあるので、DPIが320になっているということだ。
同様のことをやっている人は余りいないと思うけれども、参考になるかも知れないのでメモしておいてみる。
追記 2016/06/08
おんぷちゃん for Android がダウンロードできない問題が報告されて、かなり久しぶりに Android開発を再開している。
以前開発したときは Eclipseだったが、今は Android Studio だ。まずAndroid Studioの使い方から学習している。
DisplayMetrics もずいぶん追加されたものだ。今は DENSITY_XXXHIGH まで用意されている。3840×2160 の 4K Displayように使うものらしい。