自作アプリのiPadの対応バージョンを決める際に、一番古くから対応していることにした場合どのバージョンになるかが分からなかったので調べてみたらなかなか見つからなかったのでメモしてみる。
iOS (アップル) – Wikipedia によると、iPad発売時点の iOSのバージョンは3.2で、その後、3.2.1, 3.2.2, 4.2.1,… とアップデートされたようだ。
対応バージョンは、Xcodeのプロジェクトの設定の iOS Deployment Target で設定するはず。

ということで、一番古いバージョンに設定すると iOS 3.2.0 になるのだが、実際に 3.2 に設定して Simulator で実行してみたところ、下記のコードで
-[UIWindow setRootViewController:]: unrecognized selector sent to instance 0xxxxx で落ちてしまった。
4.2 の Simultator だと問題がなかったので、とりあえず 4.2 からサポートにしておく。
- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
// Override point for customization after app launch.
// Set the split view controller as the window's root view controller and display.
self.window.rootViewController = self.splitViewController;
[self.window makeKeyAndVisible];
return YES;
}
今App Storeで公開されているものは 4.3 の機能を使っておらず 4.2でも動作するのにもかかわらず 4.3 に設定しているので、4.2 ユーザは4.3にアップデートしないと購入することができず不便なことになっている。
丁度追加機能を入れてリリースするところなので、iOS Deployment Target の値も4.2に変更してリリースしてみることにする。
iOS Development Target の設定は結構忘れがちなので注意しよう。
