いろいろ考えさせられた 「ウェブ×ソーシャル×アメリカ」池田 純一著
TwitterのTLで誰かがつぶやいていて、Amazonを見たらレビューで激賞されていたので買ってみた本。
そして読み始めたら止まらなくなりあっという間に読んでしまった。
結論に至るまでの縦横無尽の展開が楽しい。
- ジョブズがスタンフォードのスピーチで引用していた、Stay hungry, stay foolish と最終号に書かれていた Whole Earth Catalogを編集したスチュアート・ブランドとは何者か
- カウンターカルチャーとPCの勃興の関係とは
- 1950年代の東海岸と西海岸の様子。なぜシリコンバレーは西海岸にあるのか
- ザッカーバーグとアエネーイスとは
- アメリカでFacebookが流行ったわけ。なぜみんなFacebookに実名で登録するのか。
- Twitter, Facebook, Googleの目指すところ
などが書かれている。
ちょっと難解なのといろいろと話が飛ぶので読みづらいところもあるけれども読むとちょっとアメリカが分かった気になる本だ。
ウェブ×ソーシャル×アメリカ <全球時代>の構想力 (講談社現代新書) | |
池田 純一
講談社 2011-03-18 |
アエネーイス (西洋古典叢書) | |
ウェルギリウス 岡 道男
京都大学学術出版会 2001-04 |
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