MX4D で進撃の巨人実写版をみた

shingeki

今週から1週間休みなので、奥さんと一緒にMX4Dの進撃の巨人をみてきた。きっかけはTwitterで、進撃の巨人はMX4Dの機能を活用しているという書き込みをみたこと。まず MX4Dとは何か? を調べるところから開始した。

席がゆさぶられたり、風が吹き出したり水をかけられたり、香りまであるらしい。昔ディズニーランドにあったキャプテンEOみたいなものだろうか。

なんと観劇料が3000円もすることも判明したが、しかし一度は試しておく必要があるだろうということで行ってきた。

ややこしいことに進撃の巨人はアニメ版も映画化されており、前編「紅蓮の弓矢」は去年、後編「自由の翼」が2015年6月27から公開されているらしい。

今回見に行ったのは実写版の映画前編で、8月1日から公開。後編ATTACK ON TITAN END OF THE WORLDは9月19日から公開だ。前編と後編にほとんど間がないので一気に撮影したのだろう。

どうせなら前編後編同時に上映してほしかったところだ。

自分は進撃の巨人はまだ無名の頃に買い始めて、一応16巻までは読了している。こんなマニアなマンガがここまでのブームになるとは、全く想像していなかった。

原作を読んだので、アニメ版はほとんどみていない。実写版はあまり興味がなかったのだが、MX4Dにはかなり興味があったので、いいタイミングだったので事前に予約して鑑賞した。

事前にまったく情報を収集しなかったので、いろいろな疑問を持って鑑賞にのぞんだ。

  • 原作に忠実なのか? (なんとなくそうだろうと想像した)
  • 実写映像の迫力は? 世界が表現できている? (巨人はかなり流行っているので予算は潤沢にあるだろうと想像した)
  • MX4D はプラス1200円の価値があるのか? (アクションものだしきっとあるはず)

以降、大したネタバレはないけれども自分は鑑賞前には何も情報を入れたくない人なのでそういう人のために間を空けてみる。

 

ネタ

ネタバ

ネタバレ

ネタバレ注

ネタバレ注意

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ネタバ

ネタバレ

ネタバレ注

ネタバレ注意

原作に忠実なのか?

全然違った! かなりいろいろちがう。設定を流用した違う話とも思える。 そもそも、登場人物の名前もエレン、ミカサ、アルミン、サーシャあたりは受け継がれているが他は異なっていたりする。しかも見た目全員日本人ということもあり日本人という設定になっているようにも見えた。(ちがうかも)

また、実写版の世界では移動は馬ではなく車であり、みんなで同乗して移動しているなど。いくらでも違いは見つかりそうだ。

 

いくつちがうのか数えてみるのも一興かも知れない。

実写映像の迫力は? 世界が表現できている?

映像は良かった。 特に、冒頭のかなり遠景に壁が続いて見える画面。 あれはマンガやアニメでは表現できない。 あの世界の絶望感を感じることができた。

また、宣伝でも使われている、こちらも冒頭のの50m級巨人はよかった。あれは大画面でみた方がよさそうだ。 

進撃の巨人といえば、期待のかかるのが立体起動装置によるアクションだが、がんばって再現させていると感じた。苦労が忍ばれる。

ミカサの水原希子もいい。そしてハンジ・ゾエの石原さとみもよかった。見事に切れキャラを演じていた。しかしハンジって女性だったのか。

唯一残念だったのはエレンの巨人の見た目。時間がなかったのか、予算がなかったのか。後編に期待したい。

MX4D にプラス1200円の価値があるのか?

ここは微妙。 MX4Dの機能はかなりふんだんに使っていると感じたが、この映画の場合原作がかなりグロいのにMX4Dがさらに輪をかけている。心臓の悪い人は避けた方がよさそうだ。

奥さんはこれまで巨人をほとんど読んでおらず巨人に耐性がないのでてっきり気持ち悪くなるかと思っていたが、大変面白かったらしい。後編も行きたいといっていた。

ちなみに4Dというくらいなので3D(立体視)は当然あるものだと思っていたが、なんとなかった。どうやら映画によるようだ。

総評

かなり原作と内容が異なるので、純粋な進撃の巨人ファンはみない方が良いかも知れない。

しかし原作はもう飽きるほど読んだので、原作にインスパイアされたパラレルワールドをみてみたい、MX4Dでゆさぶられてみたいという人にはお勧めします。

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