App Store にPreview動画をアップロードしてみた

公開日: : iPhone, My Apps, Pebble

現在新アプリの公開準備を進めているが、今回のアプリの使い方を知ってもらうには動画を見てもらうのが一番なので、今回ははじめてアプリ紹介動画をApp Store に用意してみることにした。(iOS8 から、App Storeでも動画が利用できるようになった)

iTunesConnect – AppPreview用のアプリ動画作成:iMovie – Qiita によると Yosemiteの iMovie に App Preview用のモードが用意されたようだが、今回は iPod touch 5th Gen で iPhone 6 Plus を撮影し、iPhone 6 Plus の iMovie を使って編集した。

MacのiMovieは難しい印象があるが、iOSのiMovieは編集やテキスト追加、BGM追加なども容易で快適だった。

できた動画を iTC からアップロードしたところ、5.5インチ(iPhone 6 Plus)と4インチ(5 Series)にはアップロードできたが、なぜか 4.7インチ(iPhone 6) にはアップロードできない。

iOS Developer Library によると、それぞれの端末向けに使用可能な解像度が異なるらしい…

App Preview Resolutions

 

Native Resolution

Accepted Landscape Resolutions

Accepted Portrait Resolutions

5 Series (4 inch)

1136 x 640 (16:9)

1920 x 1080 or 1136 x 640

1080 x 1920 or 640 x 1136

iPad

2048 x 1536 (4:3)

1200 x 900

900 x 1200

iPhone 6 (4.7 inch)

1334 x 750

1334 x 750

750 x 1334

iPhone 6 Plus (5.5 inch)

2208 x 1242 (Rendered Pixels)

1920 x 1080 (Physical Pixels)

1920 x 1080

1080 x 1920

iPhone 6 Plus で作った動画は 1920×1080 だが、この解像度だと iPhone 5 Series と iPhone 6 Plus 用にしか使えないらしい。しかも、iPhone 6 用は1334×750 と中途半端な解像度で、iMovie では出力できない。

Yosemite の iMovie はApp Preview モードがあるのに、1334×750 の解像度は設定できないように見える。

調べていたところ osx – Apple said we can use iMovie to make App Previews, but I can’t export the correct size using iMovie – Ask Different を発見。困ったときの QuickTime 7 Pro 頼りはまだ有効らしい。久しぶりに QuickTime 7 Proを引っ張り出してみることにした。

QuickTime 7 Pro のページにはYosemite でも使えるとは書かれていないが、インストールしてみたところ問題なく使えた。Proのライセンスは昔買ったメールを探してきて適用した。QuickTime 7 Pro はMacOS版もWindows版ももっているが、かなり便利なので一本もっていても良いと思う。

QuickTime 7 Pro に 1920×1080のファイルを読み込み、ファイル > 書き出す で カスタム解像度 1334×750 を指定して書き出したところ、iTCで無事 4.7 inch 用のムービーとしてアップロードできた。

今回のアプリは前回の EverLearn と同様Pebble連携機能があるので公開までまだもう少し作業が必要だ。それはまだ別途。

QuickTimeExport

iTC-AppPreview

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