[Apple Watch] 2017年の冬休みの宿題はwatchOSアプリ開発

公開日: : Apple Watch, iPad, iPhone

自分はPebble初代のころからスマートウォッチはPebble派だったが、2016年の年末は Pebble 開発終了の衝撃の発表があった。 Thank you, Pebble

開発終了後も、安くなった Pebble Time Steel を買って常用していたのだが、当然SDKも更新されないし、ちょうど通りかかった中古ガジェット店でApple Watch Series2が安くなっていたので、再びApple Watchに興味を持ち始めた。

実は、2015年のApple Watch発売日には [Apple Watch] 黒アルミスポーツ42mm予約した

Apple Watch 対応アプリようやくSubmit完了

などの活動を行っていたのだが、初代のApple Watch はできることがあまりにも少なく、またアプリもApple Watch単独では使えず、iPhone必須であったため早々に興味を失い、返品してしまっていたのだった。(Apple Storeで注文した場合、15日以内であればいつでも返品できる)

調べてみると、Apple Watch は watchOS2ですでにそれなりに使える状態になっており、もしwatchOS2まで開発できてから発売していれば、印象がかなりちがったと思うのだが…

しかも2018年4月からは、watchOSネイティブ化が必須となるらしい。 Apple Watchアプリ、来年からアップデートもネイティブ化必須に | ギズモード・ジャパン

この記事が、Apple Watch アプリ開発再開のきっかけとなった。

Series3は4万円以上、Series2はヤフオクなどで2万円代で購入できる。初代やSeries1は上記のようにもうアプリがでてこなくなるので対象外。

正直、Pebble派からすると、Apple Watch を4万円で買うのは納得がいかない。ちょうど知り合いからSeries2を安く譲ってもらうことができた。

 

watchOS対応アプリ1作目は、すでに Pebble に対応している EverLearn にすることにした。

2015年4月にはApple Watchへの転送はMMWormholeを使ったり相当苦労した記憶があるのだが、今回は watchOS2で対応された Watch Connectivity を使って、ごくあっさりと英単語を転送することができた。Pebbleの時には時計アプリ側はC言語を使い、転送時にもバイト単位で区切って転送を行っていたが、Apple Watch はiOSアプリと同じ間隔でアプリを作ることができる。

自分はいまだに Objective-C な人なので、情報探しには結構苦労するのだが。

また、Apple WatchはPebbleと比較してパワフルなので、時計なのに sqlite が使える。iOSアプリと同様、FMDBを使ってsqlite で単語をデータベースで管理することにした。スマホ並のパワーを備えるために毎日充電が必要だし、時計なのに文字盤すら常時点灯ではないわけだが…

AVSpeechSynthesizerを使って、発音すら確認できる。 そもそも自分は Apple Watch にスピーカーがついていることすら知らなかった。Pebbleにはそもそもスピーカーがなかったので…

[watchOS 3] AVSpeechSynthesizer による合成音声再生について | Developers.IO

今後もいろいろ楽しめそうだ。

ちなみにこの動画は OLYMPUS AIR01を使って撮影しました。さすがにきれい?

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