[WatchKit] WatchSim 買ってみた

公開日: : Apple Watch, iPad, iPhone

WatchSim

Danny Keogan
posted with iTunesLinker at 15.04.05

Apple Watch は4/24(金)発売のため、WatchKitでアプリを作ってもまだ実機で試すことができない。

このため発売までは MacOSの iOS Simulator上で試すことになるのだが、Simulator上では実サイズとは異なるしタッチもできないので実際の使い勝手を確認することは難しい。

iPad の時には実サイズに段ボールを切り出して試している人もいて、今回も印刷して試している人もいたりするが、よりリアルにUIを確認する手段として、iPhone/iPad 上で動作する、WatchSim アプリがリリースされている。
1200円だったのでしばらく悩んだが試してみた。(4月の日本のApp Storeの価格改定までは1000円だったのだが、一歩遅かった)

WatchSim は、MacOS上のWatchSimサーバーとiOS上のWatchSimアプリで構成され、MacOS上で動作している Apple Watch Simulator の出力をiOS上のアプリに送ることで実現しているようだ。

動作しているiOSデバイスを判別して実際の Apple Watchのサイズで表示しているようだ。表示されている Apple Watch を実際にタッチして試すことができる。

タッチするとMacOS上にマウスカーソルがあらわれるので、iOS端末上のタッチをSimulator上のマウスクリックに変換しているようだ。遅延もほぼ感じられない。ただ、処理が重いためか少し使っていると MacBook Pro のファンが盛大に回り始める。

Simulatorは表示する端末を38mm/42mmの2種類に切り替えることができるが、それに応じてWatchSimアプリの方のサイズも切り替わる。

また、iTunes で WatchSim にPNGデータを転送することで、ベゼル部分を変更することができる。

例えば Max Rudberg – Visual & User Interface DesignerBezel 用データを使うとベゼル部分をいろいろ切り替えられて気分が盛り上がる。

実際にさわってみると部品の適切なサイズがわかったりするのでその点ではありがたいアプリだ。

本当にApple Watchと実サイズか不明だったので、実サイズをうたっている App Store アプリと比較してみたところ、確かにそのようだった。

WatchSim

ためしに 初代 Pebble と比較してみると、Pebbleの方が大きく見える。Pebbleも大きくは感じないので、Apple Watch は小さく感じることになりそうだ。

WatchSim vs Pebble

4/10(金)16時から予約開始で、4/24(金)から発売と聞いているけれども、価格が高いこともありそれほど盛り上がっていない印象がある。発売が近くなると盛り上がるのか、それともこのまま何となく発売されるのか。

“ウェアラブル”の今:第23回 予約開始目前 どのApple Watchを選ぶべきか? – ITmedia ヘルスケア

関連記事

no image

iPhoneアプリ おんぷちゃんアップデート 2010年7月 第1回

先月、iPhoneアプリおんぷちゃん(無料版)を1.3にアップデートして、いくつか機能を追加しました

記事を読む

MangaONEでARMS読み放題期間延長

MangaONE で2015/12/29まで皆川亮二氏の名作ARMSが読み放題、ということで暇をみ

記事を読む

no image

iPhoneアプリ おんぷちゃん開発日記 音楽理論学習本 Practical Theory Complete

おんぷちゃん開発のために多少の音楽理論が必要となり、良い本を探していたところ下記の本を発見しました。

記事を読む

no image

おすすめ iPhone5用ケース iJacket

iPhone5購入時に同時に購入したケース(写真上)が1ヶ月程度でかなりみすぼらしい状態

記事を読む

no image

派生クラスを変更し忘れて半日はまる

こんなコードを書いて半日はまっていた。 SettingViewController は UITa

記事を読む

no image

Corona SDK を試してみた

どうやら結構いまさらなようだが、Corona SDK を試してみた。 Corona SDK は同じソ

記事を読む

no image

[iPhone SDK] 処理を遅延実行する方法

処理を少し遅らせて実行したいときがたまにある。 そういうときには、NSObjectの - (voi

記事を読む

MacOS Yosemite に Pebble SDK 3.0 をインストールする

Pebble Timeが届いたので、早速 Pebble SDK 3.0 をMacBook P

記事を読む

no image

無料版アプリの効果について

最近いくつかiPhoneアプリの無料版の提供に関してのブログが上がって、考えさせられている。 fla

記事を読む

FlashAir W-03活用開始

ようやく休みになったので、FlashAir W-03を活用してみることにした。まずは、iOSから使え

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Ember Mug 2のACアダプタをUSB Type-Cに変えてみた

冬になると活躍する Ember Mug 2 の充電器は付属のACアダ

Wi-Fi6Eルータ TP-Link AXE5400購入

Wi-Fi6E を試してみたくなり、TP-Link AXE5

児童手当 認定請求書申請 2024 「請求者が養育をする18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子の数」とは?

2024年に受給していない人には手紙が届くらしい。 電子申請も

Vision Proアプリ開発本 8/24、8/26に発売

Vision Proアプリ開発入門 P400が 8/24 に発売、V

Developer Strap が日本でも購入可能に

USアカウントでしか購入できなかった Vision Pro 用 De

→もっと見る

  • 2015年4月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
PAGE TOP ↑