Wi-Fi体重計Withings WS-50 を買ったのでSDKを試してみる

公開日: : 最終更新日:2016/11/29 gadget, iPad, iPhone

奥さんからの要望でスマホと連携する体重計を検討していたが、いつの間にかWithingsのWS-50が11000円台まで安くなっていたので、ついに購入。

以前検討したときには計測精度の問題でタニタやOmronも検討したのだが、月々の料金が必要だったり、接続がBluetoothだけだったりして、結局Withingsがよさそう、しかし高い。ということで見送りとしていたのだが、ここまで安くなれば買っても良いかと。

このあたりでおすすめされている。

新型の Body Cardio も発売されているのだがまだ2万円台と高いのと、自分の用途だとWS-50で問題無さそうだったのでWS-50を選んだ。ちなみに Withingsとしては WS-50はBody、新型は Body Cardio と呼んでいるようだ。略しすぎ。

WS-50用にはもちろんiOSアプリとAndroidアプリが提供されているのだが、当然SDKもあるだろうと思って調べたところ、あった。

Withings Developers

iOS用に Objective-C のコードも用意されているようだ。

jdrevet/Withings-SDK-iOS: Withings-SDK-iOS provides an Objective-C interface for integrating iOS apps with the Withings API

とりいそぎアカウントを作成して、API Keyなどを入手したが、上記 Objective-Cのコードがビルドできない。

Xcode 8 だと Swift3が必要とされるが、Withings-SDK-iOS が最新の OAuthSwiftに対応できていないようだ。また、cocoapodsで入手するとOAuthSwiftが最新の1.1.xではなく0.5.2になってしまう。

→ 下記の作業を行ない、WithingsのiOSアプリから、Developer とは別なアカウントを作成してログインしたところ Withingsサーバからデータを取得できた。

  • Withings-SDK-iOS のPodfileを編集し、pod install で OAuthSwift の1.1.0 をダウンロード
  • Xcode Version 8.1 (8B62) でビルドしたところ Swift コードをConvertする必要があるとの表示が出たので 3.0 にConvert
  • AppDelegate.m の consumerKeyとconsumerSecret をWithings Developers から取得したものに変更
  • WithingsAPI.m と WithingsMeasureAPIClient.m でエラーが発生したので、OAuthSwift 最新版を参照して修正

Activity Measures / Sleep Measures / Body Measures が取得できた。

Withingsはワイヤレススケールの他にもいろいろフィットネス系デバイスを作っているが、このアプリを改造することでデータがとれそうだ。

Withings-SDK-iOS 1Withings-SDK-iOS 2

2016/11/29 追記

jdrevet/Withings-SDK-iOS: Withings-SDK-iOS provides an Objective-C interface for integrating iOS apps with the Withings API にコメントを書いておいたら、0.2.1として対応された。
もうこの対応は不要になったと思われる。

 

 

関連記事

no image

モンスターハンターポータブル3rd ルーキーズ・ガイド (エンターブレインムック)

やたらと売れているらしいのできっと面白いのだろうと思って購入したMHP3だが、すっかりはまっている。

記事を読む

no image

[iOS] iOSでToast

iOSでAndroidのToast的な、数秒間メッセージを表示して自動的に消える部品を探していたのだ

記事を読む

no image

SHARP インテリアホン JD-7C1CL 購入

固定電話の使用頻度は減ってきているが、なくすわけにはいかず、家で場所を取って困っていた。 世の中に小

記事を読む

2015年に買ったりもらったりリリースしたりしたもの振り返り

年末なので2015年を振り返ってみよう企画。前半は仕事で死んでいたが、思ったよりもいろいろ活動してい

記事を読む

おんぷちゃん for iPad にオンライン授業サポート機能を追加

コロナウィルスの影響で、うちの子どもたちのピアノレッスンもオンライン授業になりまし

記事を読む

ソニーWF-1000XM4を買ってみた

2019年に ソニーのノイキャンヘッドセットWF-1000XM3購入 してすぐ紛失してしまい、シ

記事を読む

no image

List切替が便利なTweetList を買ってみた。

フォローする人が増えてくると、なかなかメインのTLを追うのは難しくなる。 このため、複数のListを

記事を読む

no image

iOSアプリの Ad Hoc 配布の悪夢から解放される TestFlight

面倒だった Adhoc 版のやりとりを格段に楽にしてくれる TestFlight | つくる社LL

記事を読む

no image

デザインの良いデスクライト LEDIC EXARM mono

早朝にプログラムを書いているが、手元が暗くて目が悪くなりそうなので、 なるべく省スペース

記事を読む

no image

iPhoneアプリやiPadアプリのモックをさくさく作れる iPadアプリ iMockups

iPhoneやiPadアプリのモックアップをサクサク作れそうなiPadアプリ iMockups をR

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Ember Mug 2のACアダプタをUSB Type-Cに変えてみた

冬になると活躍する Ember Mug 2 の充電器は付属のACアダ

Wi-Fi6Eルータ TP-Link AXE5400購入

Wi-Fi6E を試してみたくなり、TP-Link AXE5

児童手当 認定請求書申請 2024 「請求者が養育をする18歳に達する日以降の最初の3月31日までの子の数」とは?

2024年に受給していない人には手紙が届くらしい。 電子申請も

Vision Proアプリ開発本 8/24、8/26に発売

Vision Proアプリ開発入門 P400が 8/24 に発売、V

Developer Strap が日本でも購入可能に

USアカウントでしか購入できなかった Vision Pro 用 De

→もっと見る

  • 2016年11月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
PAGE TOP ↑