Wi-Fi体重計Withings WS-50 を買ったのでSDKを試してみる
奥さんからの要望でスマホと連携する体重計を検討していたが、いつの間にかWithingsのWS-50が11000円台まで安くなっていたので、ついに購入。
以前検討したときには計測精度の問題でタニタやOmronも検討したのだが、月々の料金が必要だったり、接続がBluetoothだけだったりして、結局Withingsがよさそう、しかし高い。ということで見送りとしていたのだが、ここまで安くなれば買っても良いかと。
このあたりでおすすめされている。
- 【2016年最新】Wi-Fi対応スマート体組成計(体重計)ってどれが一番おすすめ?徹底的に比較してみた | 2週間でダイエット!
- 比較2016′ スマホ対応の体重計・体重体組織計11機の性能とおすすめ:iPhone Androidスマホ対応:オムロン・タニタ・パナソニック・Withings・Fitbit:Wi-Fi/Bluetooth無線ネットワーク対応(2): 家電批評モノマニア
- Wi-Fi体重計に乗るだけダイエット【体重は自動で記録するがいい】 – 仕事5倍速実践会
新型の Body Cardio も発売されているのだがまだ2万円台と高いのと、自分の用途だとWS-50で問題無さそうだったのでWS-50を選んだ。ちなみに Withingsとしては WS-50はBody、新型は Body Cardio と呼んでいるようだ。略しすぎ。
WS-50用にはもちろんiOSアプリとAndroidアプリが提供されているのだが、当然SDKもあるだろうと思って調べたところ、あった。
iOS用に Objective-C のコードも用意されているようだ。
とりいそぎアカウントを作成して、API Keyなどを入手したが、上記 Objective-Cのコードがビルドできない。
Xcode 8 だと Swift3が必要とされるが、Withings-SDK-iOS が最新の OAuthSwiftに対応できていないようだ。また、cocoapodsで入手するとOAuthSwiftが最新の1.1.xではなく0.5.2になってしまう。
→ 下記の作業を行ない、WithingsのiOSアプリから、Developer とは別なアカウントを作成してログインしたところ Withingsサーバからデータを取得できた。
- Withings-SDK-iOS のPodfileを編集し、pod install で OAuthSwift の1.1.0 をダウンロード
- Xcode Version 8.1 (8B62) でビルドしたところ Swift コードをConvertする必要があるとの表示が出たので 3.0 にConvert
- AppDelegate.m の consumerKeyとconsumerSecret をWithings Developers から取得したものに変更
- WithingsAPI.m と WithingsMeasureAPIClient.m でエラーが発生したので、OAuthSwift 最新版を参照して修正
Activity Measures / Sleep Measures / Body Measures が取得できた。
Withingsはワイヤレススケールの他にもいろいろフィットネス系デバイスを作っているが、このアプリを改造することでデータがとれそうだ。
2016/11/29 追記
jdrevet/Withings-SDK-iOS: Withings-SDK-iOS provides an Objective-C interface for integrating iOS apps with the Withings API にコメントを書いておいたら、0.2.1として対応された。
もうこの対応は不要になったと思われる。
関連記事
-
MacBookにHDD増設 OptiBay Hard DriveKit for MacBook Pro 15/17 Unibody and MacBook Unibody スリムドライブ付き
MacPeople 2010年5月号で知った商品。 なんと、自分のMacBook Late2008の
-
iOSアプリの Ad Hoc 配布の悪夢から解放される TestFlight
面倒だった Adhoc 版のやりとりを格段に楽にしてくれる TestFlight | つくる社LL
-
[iPhone SDK] 処理中の表示に便利 MBProgressHUD
今作っている位置情報通知アプリで、送信にそれなりに時間がかかるので、送信中には単なるUIActivi
-
おんぷちゃん for iPad 大譜表モード+MIDI対応を追加しました
おんぷちゃん for iPad: ぽこ・あ・ぽこ の方がおんぷちゃん for iPad を紹介してく
-
Invalid EvernoteSession で落ちる問題に遭遇
EverLearn アプリのバージョンアップ版を作成したのでテストをしていたところ、iOS5 で起動
-
iPhone Developer Program Activation できず
昨日の朝iPhone Developer Program に加入したはずなのだが、夜になってもまだA
-
Siri Shortcuts に対応
正月休み中なので、ブログ記事が書きやすい。毎年この時期だけはよくブログを書いている気がする。
-
iPhone/Androidアプリで週末起業(山崎潤一郎著) を読んでみた。
前著を読んで、ちょっと楽観的に書きすぎていると思ったけれどもとりあえず最新版が出たので読んでみた。
-
[買ってみた] iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro Maxを発売日の2019/9/20に購入し、もうすぐ買ってから
-
Dell 27インチ IPS液晶ディスプレイ UltraSharp U2711 購入
自宅でiPhoneアプリを開発するようになってから、広い液晶ディスプレイがほしくなり、EIZO Fl
- PREV
- [iOS SDK] EverLearn 3Dタッチ対応
- NEXT
- ポケモン GO Plus 購入