KORG LP-380 で QUICCO SOUND mi.1 を使ってみた
電子ピアノ KORG LP-380 を買ったのでこの機会に以前から気になっていた QUICCO SOUND mi.1 を買ってみた。
mi.1 はMIDI入出力を Bluetooth に変換して無線接続してくれるデバイスだ。
これまで、自作iPadアプリにLine6 MobileKeysをUSB接続したり、Miselu C.24をサポートしたりしていたが、今回は普通のMIDIデバイスをmi.1で無線化してiPadに接続してみようという試みになる。
mi.1 に関して詳しくはこちら。
進化するBluetooth MIDI。QUICCO SOUNDのmi.1はレイテンシーを感じないレベルへ : 藤本健の“DTMステーション”
mi.1はかなり小型だが、MIDI端子周辺にある程度スペースがないと接続することができない。
MIDIデバイス制作側はmi.1のようなデバイスのことは考慮していないので、意外にスペースがすくないものが多いらしいので心配していたのだが、その心配が的中して、LP-380のMIDI端子は周囲に余裕がなく、mi.1 がMIDI端子にうまくさしこめない。
しかしなんとか無理して押し込むと使うことができた。 mi.1 の周囲に必要なスペースはこちら。
mi.1 にはスイッチはなく、MIDIデバイスの電源を入れると電源が入る。 まずは GarageBand で試すと、LP-380 の演奏内容が録音できた。問題なさそう。しかしGarageBandの使い方はいまだに良くわかっていない。詳しい人に習いたいものだ。
次に自作アプリおんぷちゃん for iPad で試したところ、設定からBluetooth MIDIデバイスを有効にすることで使用することができた。
やはり実際に鍵盤を弾いて回答する方がわかりやすい。Bluetoothだが遅延もほぼ感じられない。
ただ、デバッガで見てみるとどうも何も演奏していないときも Velocity 0のMIDIノートが連続してmi.1から送信されているようだ。
これが仕様通りの動作なのか、質問してみたい。
ちなみにmi.1はがんばればAndroidでも使えそうだ。
kshoji: BLE MIDIのAndroid向けライブラリを作っています
追記 2015/11/10
QUICCO SOUNDにメールで問い合わせてみたところ、下記のようにアクティブセンシングであることがわかった。
恥ずかしながらMIDI機器のアクティブセンシングをはじめて知りました…
ご質問のMIDIノートの出力の件についてお答えいたします。 mi.1は、何もしない状態で、MIDIノートを出力していませんが、アクティブセンシングを 定期的に(1秒に3回程度)出力しています。 アクティブセンシングは1バイトのメッセージで値はFE(16進数)です。 ケーブルが接続された時などのノートの鳴りっぱなし防止のため、MIDI規格で出力す ることが推奨されています。
関連記事
-
-
[iOS SDK本] Beginning iOS 5 Games Development
久しぶりにApress本を購入。 Beginning iOS 5 Games Developmen
-
-
[iOS SDK] Pebble腕時計対応iOSアプリを作る
英単語学習アプリ WordLearnをリリースしましたに書いたけれども今Pebble腕時計対応iOS
-
-
Pebbleアプリ改造中
PebbleアプリEverLearnを改造中です。1秒1単語で1分間で60単語を表示。左が初代Peb
-
-
Generic Xcode Archive 問題
久しぶりに自作アプリ Reibun のアップデート版を App StoreにSubmitしようとおも
-
-
iOS Developer Program 更新(2回目)
4月はじめにiOS Developer Program の期限が切れるので、Apple から
-
-
奥さん用 iPhone 4 購入
奥さんのiPhone 3Gに電源が入らなくなり、再起動したりDFUモードにしたりしても直らず、修理(
-
-
Apple Event Apple Watch 3/10 2AM JST
Apple Watch に関するイベントが3/10(火)2:00AM JSTに行われるら
-
-
[iPad SDK] Popover中にTableViewを入れて、タップしたらPopoverを閉じたい
今作っている リズムくん for iPad で、拍子記号を Popover で選択できるようにしよう
-
-
Ember Mug 2のACアダプタをUSB Type-Cに変えてみた
冬になると活躍する Ember Mug 2 の充電器は付属のACアダプターに接続する必要があるのだ
-
-
オライリーのiPhoneゲーム開発本 iPhone Game Development (洋書)
このiPhone Game Developmentは話題になっていることをみたことがないし、日本のA