[iOS開発本] 15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室

CALayerの使い方が書かれている本を持っていない気がしたので参考になりそうだったのと、高速バスで移動する用事があったので 15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室を買ってみた。

  • CALayer の使い方
  • UIGestureRecognizerの使い方

などを知ることができた。

自分はこれまで CALayerは使ったことがなく、同様の場面では UIView を使ってきた。
しかしこの本は特に説明もなく UILayer 使われているが、そもそも UIViewと CALayer の違いは何か? どのように使い分けるのかが分からなかったので調べてみた。
Stack OverflowのWhat are the differences between a UIView and a CALayer?
によると、パフォーマンス的な違いはないようだ。
そもそも、UIView 自体が CALayer で構成されており薄いラッパーになっているようだ。

しかし、CALayer で書くと、MacOSとiOS で共通のコードが使えるとのこと。
逆に、UIView を使ってしまうと、MacOS 上の NSView と相当異なるので共用は難しくなるようだった。

ところで「15歳からはじめる」シリーズはAndroidのも持っているが、15歳からはじめるシリーズのコンセプトは何なのだろうか?
とりあえず簡単そう、という印象を持つが、実際はプログラム初心者向けの章は最初の少しだけで、後はいきなりほとんど事前説明なしにたくさんコードが並ぶ。
限られた紙面である程度のゲームを仕上げようとすればそうなるとは思うけれども、内容的にはタイトルからうける印象ほどの親切さは感じられない。
また、参考書籍なども紹介されない。

ほんとの15歳がこれを読んだら投げ出してしまいそうに思うのだがどうなのだろう。

15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室(iPhone 4S / iOS 5 / OSX 10.6 / 10.7対応)
15歳からはじめる iPhone わくわくゲームプログラミング教室(iPhone 4S / iOS 5 / OSX 10.6 / 10.7対応) 沼田哲史

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