macOSでNEUTRINO(AIきりたん)を試してみた
公開日:
:
MacBook

今話題のNEUTRINO + AIきりたんをMacBook Pro mid2012で試してみた。
リリース当初はmacOSでは動作しなかったため、dockerイメージを使う方法を公開している人が多いが、Version 0.103 で macOSもサポートされたため、現在は zipファイルをダウンロードして解凍し、Run.sh を実行するだけだ。
Run.sh 中のファイル名を書き換えることで、入力するMusicXMLを選択する。探せばmacOS上でGUIインタフェースを作っている人もありそうだが、まだ探していない。
NEUTRINOの入力はMusicXML形式のファイルであり、歌詞入力の推奨は 無償のMuseScoreになっている。
MuseScoreはMIDIファイルなどを受け付けるため、入力は他のDAWで行い、MIDIファイルを出力してMuseScoreで歌詞だけ付けても良い。
自分は LINE6 Mobile Keys + GarageBand + GB2MIDI でMIDI出力し、MuseScoreで歌詞を入れた。
歌詞入力はMuseScore上で音符を選択して、Command+Lで行う。
NEUTRINOはボーカロイドと違い、現状だと細かなニュアンスの修正を入れることは難しいと思われる。MuseScore上で音符を分割したり、ブレスを入れたりして調整することになる。
MuseScoreでの音符の入力の仕方はこちら。
試しに入力してみた 15秒のシンプルな曲で、出力には1分30秒ほど待たされた。MacBook Pro Mid 2012なのでそもそも遅いが…
一音に一発音が基本のため、「さん」を2音符に分割したり、ブレスを入れたりしたが、それ以外はほぼとって出しだ。MIDIキーボードで適当にリアルタイム入力したので楽譜も適当なものになっているが、ちゃんと歌になっている。
AIきりたんが話題になっているが、もう一つの謡子(YOKO)の方も良い。
すごい時代になったものだ。
関連記事
-
-
Twitter で Ctrl-H するとホームに移動してしまう
MacBookでTwitterするようになってから、Ctrl-H で文字を削除しようとするとTwit
-
-
Photoshop で JavaScript+バッチ処理してみた
(いろいろ中途半端な記事だったので 2012/02/12に加筆)自作アプリ タッチ! にほんちず な
-
-
Lua用エディター探しその2
Corona SDK調査日記が止まっているけれども何もやっていないわけではなくて毎日ちょっとずつ進ん
-
-
突然MacBookのHDDが壊れたときのメモ
ある日突然 MacBook Late 2008 が起動しなくなり、強制的に環境を引っ越ししなけれ
-
-
MacでAirDropをすばやく開きたい
⌘+スペース で Spotlight検索を開き、airdrop を補完して起動 スク
-
-
Mint60のFirmwareをOSX用に書き換えてみる
Mint60のFirmwareを書き換えてみる前回、自作キーボードキット Mint60のFirmwa
-
-
MacOS Yosemite に Pebble SDK 3.0 をインストールする
Pebble Timeが届いたので、早速 Pebble SDK 3.0 をMacBook P
-
-
M1 MacBook Air にリストラグを貼ってみた
M1 MacBook Air の筐体が冷たくて作業時につらいのでパームレストにリストラグを貼ってみ
-
-
高解像度ディスプレイを検討中
MacBook を開発に使っていることもあり、なるべく広い画面が欲しくなった。 現在使っているのは
-
-
さくらのVPSにwordpress + gitlabを入れる
さくらのVPSに apache + wordpressをインストールしてブログを公開しているが、さ
- PREV
- 五度圏白紙画像
- NEXT
- 作りながら覚える3日で作曲入門